9月27日、伊勢崎敬愛看護学院大ホールにて、伊勢崎佐波医師会主催の在宅医療塾が開催されました。
群馬県済生会前橋病院 腎臓リウマチ内科・透析センター 木村隼人先生のご講演に続き、あい庄内クリニック看護師の成田が「簡単な腹膜透析看護のポイント」と題して講演を行いました。
主にこのブログを見て下さるのは、訪問診療にご興味のある酒田市、鶴岡市、三川町、庄内町などの庄内地域にお住いの方々が多いと思いますので、「伊勢崎佐波」という地名は聞きなれないと思います。
少しだけご説明を。
伊勢崎は、群馬県伊勢崎市のことで、姉妹クリニックの「あい太田クリニック」所在地の太田市の西隣の都市です。
佐波は、そのまた西隣にある佐波郡のことです。
あい庄内クリニックからは直線距離にしておよそ280kmほど。
以前成田は、あい太田クリニックに所属していたためご縁があり、今回の講演にお招きいただきました。
手前味噌ですが、看護師成田は あい友会きっての腎臓内科看護のスペシャリスト!
看護部のみならず医師部からの信頼も厚い、とても頼もしい存在です。
この講演では、慢性腎臓病の基礎知識から、治療法の種類、腹膜透析(PD)への切り替えのタイミング、血液透析(HD)との比較、環境整備、トラブル対応、実例紹介など、一般の人でも分かりやすく解説されていました。
ご参加の看護職の方から「在宅でのサポートは大変なのでは?」といった質問も出ましたが、「あい太田クリニックの訪問診療で、今まで沢山のPD患者さんと関わってきた経験がありますが、大変ではないですよ。」との回答。
経験値の高い看護師が実在することで、不安軽減につながったのではないかと思いました。
↑ ↑ オンライン開催では、このように配信されました
ハイブリッド開催のこの講演、会場参加者、WEB参加者合わせて90名ほどだったそうで、腹膜透析への関心の高さがうかがえた在宅医療塾でした。
在宅での腹膜透析療養がますます世の中に浸透し、腎不全患者さんの日々の暮らしが豊かなものになったらとても素晴らしいことですね。
ご助力いただきましたテルモさん、バクスターさん、大変お世話になりありがとうございました!
そしてあい友会腎臓内科チームの皆さんもお疲れ様でした!
byあい友会 広報チーム