2024年の幕開けです。今年も宜しくお願いします。
我々が展開する訪問診療、実に診療内容も多岐にわたっていますが、役割の中でかなり多くの割合を占めているのが終末期を支えるという仕事。
たくさんの方の最期を看取ることも多く、毎年、この新年のブログに「明けましておめでとう」と書くことを躊躇してしまう自分がいます。
これまでもたくさんの出会いと別れがありました。
しかし、それもきっとご縁の上にあるもの。
患者さん方の最終章に関わらせていただく上で、患者さんにとっての大事な時間を悔いなく有意義に過ごしてもらいたいと思うと同時に、我々もどのようにすればその大事な時間を上手くサポートできるのか、日々試行錯誤しながら関わっています。
訪問診療は患者さんの自宅や施設に直接訪問して診療するスタイルです。
患者さん方の日々の生活の中へお邪魔して行う医療です。
患者さんの疾患も異なれば、生活環境も十人十色。
Cure(キュア)よりCare(ケア)、「治す」より「癒す」の意味合いが強い在宅医療。
なので、患者さんや家族と、また施設においてはスタッフの方々との信頼関係がなければ良い訪問診療は提供できません。
一方通行ではなく、お互いに認め合い受け入れ合う気持ちを持てるように、これからも丁寧な診療を続けて参ります。
今年はどんな出会いが待ち受けているのでしょうか。
あい友会もいよいよ6つの拠点となり4月には7つになります。
「AIU CREW」は皆同じ理念の元に高い志をもって診療に取り組んでいます。
拠点は違えど患者さんに対する思いはみな同じです。
今年は辰年。皆様の運気が昇り竜のごとく昇り調子の一年になりますように🐉。